自動車保険の弁護士費用特約を聞いたことがおありでしょうか?
正式には「弁護士費用等補償特約」、略して、「弁特」や、「弁護士特約」などと呼ばれることもあります。
弁護士費用特約とは、交通事故などで弁護士が必要になったときに、限度額までは保険会社が弁護士費用を負担してくれる内容の保険の特約のことです。
限度額は、だいたい300万円に設定されていることが多く、交通事故の任意保険や傷害保険に特約として付加することができます。
自分ではなく家族が加入している弁護士特約も利用することが可能です。 弁護士費用特約は、加入している人がとても多いにもかかわらず、実際には使われていない事の多い特約です。
具体的には、弁護士費用特約の付帯保険加入率が50%〜70%であるのに対し、実際の使用率が0.05%にすぎないと言われています。
弁護士費用特約を使えば、自己負担なしに弁護士による支援を受けられるのに、利用しないのですから、非常にもったいないことです。
交通事故に遭ったら、まずは自分の保険や家族の保険に弁護士特約がついていないかどうか確認しましょう。
交通事故では、弁護士がついている方が有利になる可能性が極めて高いので、保険に弁護士特約がついていたら、是非とも利用しましょう。
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